「間に合ったみたいねー。危なかったわ」
祐子、どうやって?
「あたしは確かに死んだの。でもね、ラッキー。あんたも3秒ルールって聞いたことあるでしょ?」
うん。
「死んでも3秒以内に魂を身体に戻したら大丈夫ってルール。あたしはあのルールで助かったわ」
よかった...
祐子、よっかよ!
「でもね、ひとつだけ言いたいことがあるの」
なに?
「本当に言ってもいい?」
うん。
「でもあんた悲しむわ」
もしかしてダカシ先輩が死んだとか?
「それはないわ」
だったらなに?
お願いだから聞かせてよ、祐子の本当の気持ち。
「バカね。大したことじゃないわよ」
そんなにニコニコして...やっぱりなにかあったの?
「簡単な話よ」
言ってみて。
ジャンル:お笑い・ギャグ
作者:皐月ゆい
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