口説く意思なんてない
「こんなとこに呼んで……わたしを口説くつもり?」
「い、いや……」
ボクは返事に困った。
夜の船の上にキミを呼んだ。恥ずかしかったけど頑張った。
でもボクにはもう、ここから先にいける勇気がない。
「ふふ、あなたはビビりだもんね」
「え?」
「ビビりだからわたしを口説くなんて無理でしょ?」
キミが小悪魔みたいな笑顔を見せた。
ボクをイジメているんだろう。
ジャンル:恋愛・ロマンス
作者:斉藤健二
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