口説く方法がストーリーでわかる本

10

8

⇒目次

口説く意思なんてない





「こんなとこに呼んで……わたしを口説くつもり?」

「い、いや……」

ボクは返事に困った。

夜の船の上にキミを呼んだ。恥ずかしかったけど頑張った。

でもボクにはもう、ここから先にいける勇気がない。


「ふふ、あなたはビビりだもんね」


「え?」

「ビビりだからわたしを口説くなんて無理でしょ?」


キミが小悪魔みたいな笑顔を見せた。

ボクをイジメているんだろう。

10

8

ジャンル:恋愛・ロマンス

作者:斉藤健二

URLをコピーして、あなたの友達や家族にオススメしましょう。

最近のi-bookリスト

人気のi-bookランキング

⇒本を編集する