第3のゲーム『逆かくれんぼ』
「では、次のゲームを始めます。司会はワタシ『シカツ』が担当します」
「またお前かよ!」
ダカシ先輩がぐちった。
でもわたしは気にしなかった。だって、ダカシ先輩は第2のゲームをわたしを裏切ったもん。信用できない。
「金を借りるなら俺から借りろよ。ダカシ信用金庫は安全安心の銀行さ」
なんて言ってたのに、ダカシ信用先輩はわたしたちを裏切って、ひとりだけ2億円を手に入れた。
わたしと祐子とカゲロウ先輩は1億円。
たけのこの里は0円。
このままゲームが終わったらわたしは儲けがない。せっかく金を稼ぐためにこんな危険なゲームに参加したのに...このまま負けたら濡れちゃう
「そろそろゲームのルールを教えなさいよ!」
祐子がイライラしながら言った。
ジャンル:お笑い・ギャグ
作者:皐月ゆい
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