一人っ子政策の「模範県」、超高齢化に苦しむ 中国

【7月15日 AFP】誰もいない教室のドアに取り付けられたさびた南京錠、ちらばる白紙の卒業証書、そして、ほこりまみれで人けのない静かな廊下――他県よりもいち早く一人っ子政策を進めた中国東部の江蘇省(Jiangsu)如東(Rudong)県では、近い将来、同国に訪れるであろう高齢化社会がすでに顔をのぞかせている。

児童の数が減少し続けている如東県では、教育施設の規模を縮小し、かつては、にぎやかだった工業中等教育校の8階建ての校舎も今はがらんとしている。

如東県は、中国共産党指導部が一人っ子政策を全国的に推進するのを前に、避妊手術や人工妊娠中絶、そして女性に対する極めて個人的な検査を自発的に行ってきた。

規制を厳格に施行したことで如東県は当局に称賛され、政府が政策を施行・管理する上での「模範県」となった。

しかし現在の中国は、労働人口の減少と急速な高齢化に直面しており、政府は出産を奨励するために規制を緩和しはじめている。

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更新時間: 7月15日(水)16時51分

情報提供: AFPBB News

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