次の1手で負けないようにしよう in コネクト4
自分のあがりがなく、相手のリーチもないとき、どこに石を入れても安全なようにみえます。しかし自分が石を入れると、そのおかげで相手が勝ってしまう場合があります。自爆をしないためには、次の相手の1手を仮に置いてみて安全かどうか確認しましょう。また、訓練のためには4レベルのコネクト4のコンピューターと対局をしてみましょう。
自分のあがりがなく、相手のリーチもないとき
コネクト4では自分の番がきたときにはまず、自分のあがりがあるかを確認します。仮に1つずつ自分の石を置いたと仮定してみて、もしもあがれるのならその手を選びましょう。
しかしたいていの場合、あがれる手はありません。それよりも相手のリーチに出くわすほうが良くあります。そんなときには相手のリーチを防ぎましょう。
相手のリーチもないときは何もしなくても良いようにみえます。つまりどこに石を入れてもおなじように見えますが、実は自分が石を入れることでマズい展開になる場合があります。
自分が石を入れると、そのおかげで相手が勝ってしまう
まずは次の局面を見てください。
図1
図1の局面は自分のあがりがありません。また、相手のリーチもありません。そこで好きな場所に入れれば良いように見えますが……
Eに入れた図
自分がEに石を入れると、相手には『E4』という新しい手が出てきます。つまり自分の石の1つ上に置かれる手が生まれるわけです。
何も気にせずにEに石を入れてしまうと、次の相手の手でマズいことになります。
図1
相手があがってしまいます(C4、D4、E4、F4)。自分がEに石を入れてしまったので、相手はあがることができました。こういう手のことを『自爆手(じばくて)』と言います。では、自爆手を打たないためにはどうすればよいでしょうか?
相手の1手を仮に置いてみて安全かどうか確認
自爆手を打たないためには、自分が打ちたい手の1つ上に『相手の石を仮に置いてみる』ことがコツとなります。
Aに入れたいとき
相手の石はあがりになっていない。
Bに入れたいとき
相手の石はあがりになっていない。
Eに入れたいとき
相手の石はあがりになっている。つまりEに入れる手は自爆手なので打てない。
このように判断できるようになれば、うっかり負けることが少なくなります。
レベル4のコネクト4のコンピューターと対局しよう
レベル4のコネクト4のコンピューターは自爆手を打たない強さを持っています。あなたもコンピューターに負けないように自爆手を打たないように気をつけて打つ練習をしましょう。
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